第1回 全国廃校活用フォーラム in 王余魚沢
終了いたしました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
「アートのchikara、地域のkizuna」
かつて、こどもたちの声が響いていた学校は、地方の衰退に加えて、市町村合併や
少子化などによって、廃校化を加速させています(青森県は廃校数全国4 位)。
コミュニティの要であった廃校の再生活用は、教育施設、福祉施設、交流施設など
様々ですが、特に、アート拠点としての再生は、地域に新しい絆と創造もたらすもの
として、大きな注目を集めています。
日本各地から廃校等を舞台とした画期的なアートプロジェクトの担い手たちを招き、
旧王余魚沢小学校での廃校プロジェクト「王余魚沢倶楽部」を進めてきた
あおもりNPOサポートセンターとの交流フォーラムを開催します。
王余魚沢倶楽部は、本年度のグッドデザイン賞を受賞いたしました。
全国で多様に展開する廃校活動でのグッドデザイン受賞は貴重であり、
3.11震災以降の、地域再生へのすべての取り組みへのエールでもあると思います。
このフォーラムに合わせ、Gマーク受賞記念パーティーを開催し、地域での暮らしと
アートとデザイン、食など創造的生活の未来について考え、交流する場となればと
願っています。 みなさまの参加をお持ちしています。
■概要
- お問合せ: 特定非営利活動法人あおもりNPO サポートセンター
- 〒030-0803 青森市安方2-5-10やまげんビル
- URL:https://www.a-nponet.jp/ TEL:017-776-9002 FAX:017-776-9002
- Email:info@a-nponet.jp
- 申込書:ダウンロードはこちら(PDF)
- ■プログラム
- 13:30 テーマ提起
- 小山内誠(NPO 法人あおもりNPO サポートセンター副理事長)
- 13:40 王余魚沢倶楽部の事例発表
- 柏木恵 (王余魚沢倶楽部スタッフ)/齋藤貴子(王余魚沢倶楽部スタッフ)
- 14:00 事例報告とパネルディスカッション
- [パネリスト]
杉本哲男(神山アーティスト・イン・レジデンス会長)/柴田尚(S-AIR代表)
やまぐちくにこ(NPO 法人淡路島アートセンター理事)/茂木綾子(ノマド村代表)
加藤種男(アサヒビール芸術文化財団事務局長)
[コーディネーター] 立木祥一郎(tecoLLC 代表)
三澤章(NPO 法人あおもりNPO サポートセンター事務局長) - 15:20 来場参加者とのディスカッション
- 15:30 総括&アドバイス
- 加藤種男(アサヒビール芸術文化財団事務局長)
- 15:40 終了
- 16:00 交流パーティー+グッドデザイン賞受賞記念
- 主催 特定非営利活動法人あおもりNPO サポートセンター/青森県
- 共催 王余魚沢町内会/tecoLLC http://www.teco-llc.net/
- 協賛 アサヒビール株式会社/アサヒビール芸術文化財団/財団法人文化・芸術による福武地域振興財団
- 後援 青森市/あおもりデザイン協会/ RAB 青森放送/ ATV 青森テレビ/ ABA 青森朝日放送/ ACT 青森ケーブルテレビ/エフエムあおもり/東奥日報社/陸奥新報/デーリー東北/朝日新聞青森総局/毎日新聞青森支局/読売新聞東京本社青森支局
*フォーラムは、NPO 法人あおもりラジオくらぶがUstream を活用して実況配信します。
■パネリスト
やまぐちくにこ/ NPO法人淡路島アートセンター理事
淡路島を耕す女として、凝り固まった価値観を耕し、自然から溢れる創造と想像の喜びを育てることを使命とする。2001年から「洲本市民工房」市民ギャラリー企画運営を担当。2004年の台風がきっかけとなりNPO 法人淡路島アートセンターを設立。以降、2005年~2010年淡路島アートフェスティバル他、島アートのプロデュースを担当。
茂木綾子(もぎ あやこ)/写真家、映像作家、ノマド村代表
69年北海道生まれ。東京藝術大学デザイン科中退、92年キャノン写真新世紀荒木賞受賞。97年ミュンヘンへ移住、06年より4年間スイスでアートプロジェクトの企画運営。06年、10年に雑誌コヨーテで「caravan lost」連載。09年映画作品「島の色静かな声」制作。09年より所属ギャラリーMISAKO&ROSEN、09年より淡路島の廃校でアーティストコミュニティー「ノマド村」を立ち上げ、現在活動中。
加藤種男(かとう たねお)/アサヒビール芸術文化財団事務局長
アサヒ・アートフェスティバル、アサヒビール大山崎山荘美術館、すみだ川アートプロジェクトのプロデュースなど、アサヒビールの文化活動を推進。NPO 活動の推進にも取り組み、アートNPO フォーラムを創設に参画し、アートNPOリンク理事、NPO 法人ARDA 理事など歴任。現在は八戸市「はっち」アドバイザリーボード委員長なども務める。著書に『新訂アーツ・マネジメント』(共著)ほか。
杉本哲男(すぎもと てつお)/神山アーティスト・イン・レジデンス会長
高校卒業後、愛知県安城市で写真倶楽部を設立。プロを目指しカメラ雑誌に投稿後、撮影会等のイベントなど企画。徳島県神山町に帰郷し、1998年神山でアートフォーラムが行われたのをきっかけに翌年(1999年)KAIRに参加。2004年までKAIR専属カメラマンの撮影サポートや報告書用スナップを撮影。2007年、KAIR会長職を引き継ぐ。NPO法人グリーンバレー理事就任。
柴田尚(しばた ひさし)/ NPO法人S-AIR代表
1999年よりアーティスト・イン・レジデンスを立ち上げ、2003年7月NPO法人化。初代代表となる。現在まで32カ国73名以上の滞在製作に関わる。「SNOWSCAPE MOERE」をはじめ様々な文化事業を企画。昨年度より北海道教育大学において「廃校アートセンター調査」などいくつかの調査事業を始める。S-AIRは平成20年度の国際交流基金地球市民賞を受賞。